皆さんこんにちは。
業務ハックLabのよ~よんです。
今日はOneDrive for Businessでバックアップを取る方法についてご案内します。
Microsoft365のいずれかのプランを導入している企業の方はOneDrive for Businessというオンラインストレージの機能が付与されています。
プランによって割り当てられる容量が違いますが大体のプランで1TBの領域が付与されおり、容易にファイルのバックアップが可能になっています。
- OneDrive for Businessのインストールとサインイン
- 必要なファイルだけバックアップを取る
- デスクトップ、ドキュメント、写真フォルダの自動バックアップを設定する
- 【注意点】自動バックアップを利用する際の注意点
- OneDriveを活用してクライアントPCの記憶領域を節約する
OneDrive for Businessのインストールとサインイン
OneDriveはWindows10であれば基本的にインストールされているのですが万が一インストールされていない場合は下記の手順でインストールしましょう。
- 下記リンクからOneDriveのセットアップファイルをダウンロード
- セットアップファイルをダブルクリック
- インストールが完了したら画面右下の通知領域にOneDriveのアイコンが表示されるのでそのアイコンをクリック
- 「サインイン」をクリック
- 赤枠部分に自分のメールアドレスを入力し、「サインイン」をクリック
- 「職場または学校」をクリック
- ログインするためのパスワードを入力し「サインイン」をクリック
- OneDriveフォルダの場所が表示されるので特に変更する必要がない場合は
「次へ」をクリック
- フォルダをバックアップという画面になるのでデスクトップ、ドキュメント、写真でバックアップが必要なフォルダにチェックを入れ、「続ける」をクリック
このバックアップの設定は後からでも設定変更可能です。
自動バックアップについては一部のソフトと相性があるいので必要に応じて設定して下さい。(後述で詳しく書いています。) - 3画面ほど説明の表示が続くので、すべて「次へ」をクリック
- モバイルアプリを手に入れるの画面になったら「後で」をクリック
モバイルアプリは必要に応じて入手して下さい(ここでは割愛します) - 「OneDriveフォルダーを開く」をクリックすればインストール完了
必要なファイルだけバックアップを取る
クライアントPCのフォルダでバックアップ
インストールしてサインインするとOneDriveフォルダがクライアントPCの上に生成されます。
ここでは生成されたフォルダを利用したバックアップ方法をご案内します。
- 「Windowsキー+Eキー」もしくはタスクバーからエクスプローラーを開く
- OneDrive-XXXXをクリック(XXXXには所属しているテナントの名称が入ります)
- バックアップを取りたいファイルをこの中にドロップする
Webブラウザ上からバックアップ
PCにアプリをインストールしていなくてもWebブラウザ上からバックアップをすることもできます。
- Microsoft365ポータルを開く
- OneDriveをクリック
- バックアップを取りたいファイルをこの中にドロップする
デスクトップ、ドキュメント、写真フォルダの自動バックアップを設定する
PCにアプリをインストールしていると自動バックアップ機能が利用できます。
インストール、サインイン時に設定をしている方は問題有りませんが後から設定をしたくなった場合は下記手順で設定が可能です。
- タスクバーの右側に「☁のマーク」が出ているので右クリック
- メニューが開くので「設定」をクリック
- ウィンドウが開くので「バックアップ」タブをクリック
- 「バックアップを管理」をクリック
- デスクトップ、ドキュメント、写真でバックアップが必要なフォルダにチェックを入れ、「バックアップを開始する」をクリック
-
この画面が表示されたら自動バックアップが開始されています
【注意点】自動バックアップを利用する際の注意点
自動バックアップをする際の注意点としてドキュメントフォルダにユーザー設定ファイルなどを格納するソフト(Docuworks等)の場合、フォルダのURLが変わってしまい、うまくソフトウェアが起動できなくなる場合があります。
そういったソフトをご利用の場合はこの設定はお勧めしません。
この設定をする前に影響がないか調べておきましょう。
OneDriveを活用してクライアントPCの記憶領域を節約する
上記で設定した自動バックアップ機能をうまく活用するとクライアントPCの記憶領域を節約することができます。
Windows10の設定でストレージセンサーの設定をすることで操作していないファイルをデバイスに保持する期限を指定することができます。
- 設定を開く
- システムをクリック
- 記憶域をクリック
- 「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリック
- 画面を下にスクロールしOneDriveに保存したファイルのデバイスでの有効期限を設定する。
ちなみに私は1日にしています。
この設定の利点としては記憶領域が少ないPCでも、領域を有効活用ができることです。
ただしオンラインストレージを利用しているのでオンライン専用となったファイルを再度利用する場合は必ずインターネットに接続されていることが条件となります。
如何だったでしょうか?
OneDriveのバックアップ機能を利用することで万が一のPCの故障や別のデバイス間とのやり取りも容易になります。
(とはいえ容易にやり取りができてしまうので情報漏えいにも要注意ですが・・・)
注意する点を念頭に利用することで非常に便利に活用できますので是非使ってみて頂ければと思います。
それでは皆さん良い業務ハックライフを~