業務ハックLab -とある情シスの備忘録-

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Power Apps関数解説 ~Filter,Search,Lookup関数~

皆さんこんにちは。
業務ハックLabのようです。

今回の記事はPower App関数解説シリーズ第8弾!
Filter関数、Search関数、Lookup関数について説明します。
では早速行ってみましょう!

Filter関数

まずはFilter関数について説明します。

Filter関数とは?

Filter関数は指定したテーブル上で数式で条件指定したものと一致するレコードを返す関数です。


大量にあるデータの中からFilter関数でレコードを絞ってコレクションに格納するという使い方は良くします。
例えば上記ような形でFiltet関数を指定した場合、右のテーブルのような結果が返ってきます。

Filter関数の構成

Filter関数は第1引数、第2引数があります。

Filter関数 第1引数(必須項目)

第1引数は対象となるテーブルを指定するところとなります。 

Filter関数 第2引数以降(必須項目)

第2引数以降は各レコードを評価する式を指定します。
ここで指定した式に対してtrueのもののみ、レコードが返ってくる形になります。
ちなみに複数の数式で指定した場合はAnd関数で組み合わされる形になります。

Search関数

次はSearch関数について説明します。

Search関数とは?

Search関数は指定したテーブル上かつ指定した列で検索語句が含まれるレコードを返す関数です。

例えば上記ような形でSearch関数を指定した場合、右のテーブルのような結果が返ってきます。

Search関数の構成

Search関数は第1引数、第2引数、第3引数があります。

Search関数 第1引数(必須項目)

第1引数は対象となるテーブルを指定するところとなります。 

Search関数 第2引数(必須項目)

第2引数は検索語句をを指定します。

Search関数 第3引数(必須項目)

第3引数は検索対象となる列を指定します。

動き的には第1引数で指定したテーブルで第3引数指定の列から第2引数で指定した値を含むものが抽出される形になります。

Lookup関数

最後にLookup関数について説明します。

Lookup関数とは?

Lookup関数は指定したテーブルで条件式を満たす最初のレコードを返す関数です。


例えば上記ような形でLookUp関数を指定した場合、右のような結果が返ってきます。

Lookup関数の構成

Lookup関数は第1引数、第2引数があります。

Lookup関数 第1引数(必須項目)

第1引数は対象となるテーブルを指定するところとなります。 

Lookup関数 第2引数(必須項目)

第2引数は各レコードを評価する式を指定します。
ここで指定した式に対してtrueのものかつその中で一番最初のレコードが返ってくる形になります。

今回はFilter関数、Search関数、Lookup関数について解説させていただきました!
それぞれ指定のテーブルから条件に合うレコードを返す関数になります。
実際の動きを見たい方は下記動画の4分あたりからご覧いただければと思います!


www.youtube.com

それでは皆さん良い業務ハックライフを~


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