業務ハックLab -とある情シスの備忘録-

とある情シスの備忘録的なものです。

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マウスホイール操作すると画面が勝手に拡大縮小されてしまう時の対処方法

皆さんこんにちは!
業務ハックLabのようです。

今日は一口メモみたいな記事です。
内容はタイトルのまんま。
「マウスホイール操作すると画面が勝手に拡大縮小されてしまう時の対処方法」です。

色々原因が考えられるのですが大抵の場合、「固定キー機能」が有効になっていることが原因のパターンが多いです。
これ案外単純なんですけどハマる人いるみたいです。

固定キー機能って?

Windowsでは固定キー機能というものがあります。
これは2つ以上のキーを同時に押すことが困難な場合に活用できる機能です。
例えばキーが離れすぎている、手を怪我していて片方の手を使えない場合などの入力をサポートするアクセシビリティ機能です。
Shiftキー、Ctrlキー、Windowsキー、Altキーを対象に固定化ができます。
有効化した場合、例えばCtrlキーを一回押すとCtrlキーが押しっぱなしになった状態で固定されます。
詳しくはMicrosoftの下記ページを参照してもらえればと思います。

Windows の固定キー機能 - マイクロソフト アクセシビリティ

なんで固定キーが原因なの?

この固定キーの有効化方法ですがShiftキーを5回押すことで下記のような画面が表示され、ここで「はい」をクリックすると有効化されます。

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知らず知らずのうちに「有効化」した状態でCtrlキーを押すと上記でも説明した通りCtlrキーが押しっぱなしになった状態になります。
ちなみにデフォルト設定の場合は固定化すると「ピッ」っと音が鳴るのですがスピーカーオンにしていない人は気づかないですよね。
その状態でマウスホイールを上下にくるくるすると画面の拡大縮小がされてしまうわけです。

有効化されているかの確認方法と解除方法は?

確認、解除する方法ですがいくつかありますが個人的には通知領域を確認するのが一番早いと思います。
まず固定キーが有効化されている場合は通知領域に下記のようなアイコンが表示されます。

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有効化を解除する場合、このアイコンをダブルクリックすると下記のようなウィンドウが表示されます。

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ここで「固定キー機能を有効化します(R)」のチェックを外し、OKをクリックすれば解除ができます。
また上記画面で「Shiftキーを5回押すと・・・」の部分のチェックを外すとキーボードのShiftキーを5回押しても有効化のウィンドウが表示されなくなります。
この機能を使わない人はこちらの設定も併せて行っておくと誤って固定キー機能を有効化するリスクが減ります。

はい、今回は以上となります。
ちなみに通知領域のアイコンですが各キーが固定されている時のアイコン表示が変わるようです。
それについては上記に貼りましたMicrosoftのページでも説明がされているので参照してみてください。
それでは皆さん良い業務ハックライフを~


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