皆さん、こんにちは。
業務ハックLabのようです。
この記事は、Power Automate Advent Calendar 2022 12月15日担当分の記事です!
突然ですが
皆さん、日本で震度1以上の地震って一年間に何回発生しているかご存じですか?
去年を例に挙げると2021年の震度1以上の地震発生数はなんと2,424回も発生しているんです。
一日あたり6.6回くらい発生しているということになりますね。
自分が住んでいる地域柄、地震に関してはすごく気になるんですよね・・・
そこでPower BIとPower Automateを組み合わせて発生した地震情報を蓄積する仕組みを作ってみることにしました!
ということで今回はPower Automateで発生した地震をデータベースへ蓄積する工程について書いていきたいと思います。
地震情報を取得する
地震情報は気象庁が公開しているXMLフォーマット形式電文の高頻度フィードを利用します。
気象庁のデータを使用する場合は下記サイトをよく確認しておいてくださいね。
地震情報を取得する方法は下記ブログやYouTubeチャンネルで安否確認システムの作成方法でまとめてますのでそちらを参照してもらえればと思います。
地震情報を蓄積する
ではようやく今回の本題です。とりあえずフローの全景を見てみましょうー
はい、細かくてよくわからんですね。
安否確認システムを作成した際のフローを流用しているので異なる点だけまとめます。
変更点
・変数の初期化-地震発生日
・変数の初期化-発生時刻
・変数の初期化-緯度
・変数の初期化-経度
・変数の初期化-深さ
ここは変数を宣言するだけなので特に解説は有りません。
取得したXMLから各種情報を抜き取る
・地震発生日
「値」に入れる数式はこちら
・発生時刻
「値」に入れる数式はこちら
緯度、経度、深さに関しては取得してきたままの状態では分かれていないので分解します。
・作成-緯度経度深さの分解
「入力」に入れる数式はこちら
・変数の設定-緯度
「値」に入れる数式はこちら
・作成-経度深さの分解
「入力」に入れる数式はこちら
・経度
「値」に入れる数式はこちら
・深さ
「値」に入れる数式はこちら
・表に行を追加-取得した地震情報を追加
蓄積される内容
蓄積先はExcelに格納されていくようにしています。
このフローは30分に一度動作するように設定しているので30分以内に複数回地震が発生した場合は抜け落ちてしまうのが難点ですね。
今後、改良して過去履歴から一覧にないデータをいっぺんに取得できるようなフローを作れたらなーと考えています。
ちなみにこのフローで蓄積したデータを基にPower BIのレポートを作成してみたいと思います。
そちらのレポートを作ったお話はPower BI Advent Calendar 2022の12/23担当分で投稿したいと思います!
それでは皆さん、良い業務ハックライフを~