皆さん、こんにちは!!
よ~よんです。
ちょっと時間が空いてしまいましたが検温結果報告アプリの作成方法の第2回目として社員情報のインポート編をご案内します。
社員情報を用意する
まず社員情報を用意します。
データはExcelでテーブル形式にして作成をしましょう。
列の構成は前回作成したものを参考に作成して下さい
今回の取り込みデータはこんな感じです。
SharePoint上にデータを格納する
Power Automateからデータを参照できるようにSharePointのドキュメントに格納しましょう。
Power Automateのフローを構築する
ではフローを構築していきましょう。
今回の場合、取り込むデータ行が256行以下なので単純な取り込み方法で大丈夫です。
もし取り込みするデータ行が256行を超える場合は色々フローを追加する必要がありますので要注意です。
その辺の処理については過去の記事に記載していますのでよければ参照してみて下さい。
全体のフローの構成としては下記のような感じです。
手動でフローを発火させ、ドキュメントに格納したExcelのテーブルの行を読み込み、
前回作成したリストへ入れ込みを行います。
ではそれぞれのフローの説明です。
テーブル内のデータを取得
このフローでは先程格納したExcelファイルからテーブル内にあるデータを取得します。
各項目の設定は下記を参照して下さい。
項目 | 内容 |
場所 | Excelデータが格納されているSharePointサイトもしくはグループを選択します |
ドキュメント | ドキュメントライブラリを選択します |
ファイル | 格納したファイルを選択します |
テーブル | Excelデータ内の取り込むテーブル名を指定します |
SharePointリストへのデータ追加
このフローでは上段で取得したデータをSharePointリストへ入れ込むフローとなります。
・Apply to each
項目 | 内容 |
以前の手順から出力を選択 | 前段で取得したvalueを指定する |
・項目の作成
項目 | 内容 |
サイトのアドレス | リストが格納されているSharePointサイトを選択する |
リスト名 | データを格納するリストを選択する |
タイトル | EEmailを指定する |
EEmail | EEmailを指定する |
FullName | FullNameを指定する |
Employee_number | Employee_numberを指定する |
Office | Officeを指定する |
Department | Departmentを指定する |
DDate | DDateを指定する |
EBTemp | 空白 |
Implementationflag | 空白 |
ここまで設定ができたら保存を押して実行してみましょう。
問題なく設定ができていればSharePointリストにExcelに記載されているデータが
格納されているはずです。
如何だったでしょうか?
次回はいよいよアプリ構築編です。
それでは皆さん良い業務ハックライフを~