業務ハックLab -とある情シスの備忘録-

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Power Apps関数解説 ~Count,CountA,CountIf,CountRows関数~

皆さんこんにちは。
業務ハックLabのようです。

今回の記事はPower App関数解説シリーズ第7弾!
Count関数、CountA関数、CountIf関数、CountRows関数について説明します。
では早速行ってみましょう!

Count関数

まずはCount関数について説明します。

Count関数とは?

Count関数は指定したテーブルの単一列に格納されているレコードの中で、数値が含まれているレコード数を返す関数です。


例えばhogeghogeListというデータソースがあるとします。
このhogehogeListにはTitleとValueという列が設定されており、その中にレコードが格納されています。
Count関数を使用することで例えばこのデータソースのValue列に数値のレコードが、いくつ格納されているかを確認することができます。
この図の場合は戻り値が4になります。

Count関数の構成

Count関数の引数は第一引数のみです。

Count関数 第1引数(必須項目)

ここではカウントするレコードの列を指定します。

CountA関数

次はCountA関数です。

CountA関数とは?

CountA関数は指定したテーブルの単一列に格納されているレコードの中で空白ではないレコード数を返す関数です。


例えばこのhogeghogeListのValue列にCountAを実行すると
!空白以外のレコード数が返ってくるので戻り値は6となります。

CountA関数の構成

CountA関数は第1引数のみです。

CountA関数 第1引数(必須項目)

Count関数と同様にここではカウントするレコードの列を指定します。

CountIf関数

次はCountIf関数です。

CountIf関数とは?

CountIf関数は指定したテーブルのレコードの中で論理式でtrueになるレコード数を返す関数です。


例えばこのhogeghogeListに対して
CountIfをValue列で40を超えるものという論理式でを実行すると
条件式にtrueとなるのは60、70、50になるので戻り値は3となります。

CountIf関数の構成

CountIf関数は第1引数のみです。

CountIf関数 第1引数(必須項目)

第一引数はカウントするレコードのテーブルを指定します。

CountIf関数 第2引数(必須項目)

第二引数は評価する論理式を指定します。

CountRows関数

最後はCountRows関数です。

CountRows関数とは?

CountRows関数は指定したテーブルのレコード数を返す関数です。


例えばこのhogeghogeListに対して
CountRowsを実行するとレコードが7行あるので戻り値は7となります。

CountRows関数の構成

Count関数、CountA関数と同様にこちらも第一引数のみです。

CountRows関数 第1引数(必須項目)

第一引数はカウントするレコードのテーブルを指定します。

今回はCount関数、CountA関数、CountIf関数、CountRows関数についてお話をさせて頂きました。
こういったカウント系の関数は他の色々な関数を組み合わせることでアプリ内の挙動の制御などに使用できます。
それぞれどのような動きをするのか覚えて活用しましょう。

実際の動きを見たい方は下記動画の4分30秒あたりからご覧いただければと思います!


www.youtube.com

それでは皆さん良い業務ハックライフを~


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